漫画「夏目アラタの結婚」に登場する神波裁判長を知っていますか?
圧の強いキャラクターでありながらも、とても人気のある神波裁判長。
裁判長について調べてみると「嘘」というキーワードが出てきました。
裁判長である神波の嘘とはいったいどういうことなのでしょうか?
また、裁判長と真珠の関係は裁判長と被告人以外の関係になっていくのでしょうか?
この記事では、裁判長の嘘について調べ、真珠との関係性についても考察していきます!
【夏目アラタの結婚】裁判長・神波の嘘とは
夏目アラタの結婚の裁判長のセリフが適正ですね pic.twitter.com/baJYYMyGrb
— ꓤoʞı 鉄条網の唄 (@roki_roki1125) October 28, 2022
神波裁判長の嘘とはいったい何でしょうか?
裁判長の嘘について検索すると、2つの嘘の可能性が出てきました。
裁判長の嘘①真珠の供述を「嘘」だと言ったこと
品川真珠は一審では、すべての罪を認め死刑判決になっていました。
しかし神波裁判長の控訴審では一転、罪をすべて否認していました。
「殺害したのは父親である」と父親の犯行だと真珠は言っています。
そして父親から性暴力を受けていたことを明かし、傍聴席にいる人たちを同情させていた真珠。
傍聴席にいた人のみならず裁判官までも真珠の供述を信じていました。
ですが神波裁判長は違います。
重いはずの経験(父親からの性暴力)をスムーズに話しすぎだと思いました。
と語っています。
本当に性暴力を受けていたならもっと話に詰まるはず・・・
スムーズに話す真珠の嘘を見破っていたのでした。
裁判長の嘘②神波の妻の「嘘」を信じていること
裁判長の妻の嘘、それは神波のことを「愛してる」ということ。
つまり、本当は愛していないのに愛してるふりをしている妻の嘘にのって生活しているんです。
妻は不倫していて、娘はおそらく自分の本当の子どもではない。
本当の娘の父親とは何らかの事情で一緒になれず、お金のために結婚したことを理解した上で、裁判長はずっと娘が大人になるまで妻の嘘を黙認していました。
裁判長もまた真実を明らかにする勇気を持てないまま居たようです。
妻自身は本当のことを言わないままですが、長年にわたって妻と過ごす中で妻の嘘を観察しつづけた結果、裁判長も嘘が上手になり真珠の正体も見抜けてるようになりました。
妻の嘘のおかげで裁判長として必要な観察眼や洞察力を鍛えられたなんて、皮肉な話ですね。
【夏目アラタの結婚】裁判長・神波と真珠の関係性
最近「夏目アラタの結婚」という漫画が熱い。特に裁判長の神波さんがメチャクチャ渋い。絵も好き、満点。 pic.twitter.com/61oKw3TtE4
— モブ (@g4evo) September 23, 2021
漫画「夏目アラタの結婚」に登場する裁判長の神波。
品川真珠の控訴審の裁判長ですね。
裁判長である神波と被告人・真珠は、裁判長と被告人以外の関係性があるのでしょうか?
神波は真珠のことを「怪物」と呼ぶ
法廷で真珠が語る言葉について、傍聴人たちの同情を誘い、味方につけようとしている「演技だ」と言っています。
裁判官が真珠の生い立ちを聞いて同情していると、「真珠の心を覗きこまないように」と指摘していました。
真珠のことを「人の心に忍び込む天才」と認める一方で、「怪物」と思っていた神波裁判長。
最初はまだ真珠にたいして敵対心というよりかは警戒心をもって接していました。
神波は自分のほうが真珠にふさわしいと思っている
真珠の控訴審を担当していく中で、「真珠の心を覗きこまないように」と裁判官たちに警告していたものの、自分自身が真珠の心を覗きこんでしまっていたことに後々気付く神波裁判長。
いつのまにか毒(真珠の魅力)に侵されてしまった・・・と。
そして夫であるアラタに対して
”アラタのような若造よりも、自分のように洞察力のある人間のほうが真珠を制御するのにふさわしい”
と思うようになってしまっていました。
まとめ
夏目アラタの結婚に登場する神波裁判長の嘘について調べてみました。
嘘に長年触れているから、洞察力が優れて真珠の嘘にもすぐ気付けるんですね。
ですが、そんな真珠に対してもだんだんと気持ちの変化が見られていきました。
真珠の怪物っぷりがすごいですね。
裁判長の心さえも動かしてしまう真珠・・・
真珠の裁判は最後どんな結末を迎えるのでしょうか?
漫画は完結していますので、ぜひ読んでみてくださいね!
秋には映画化もされますよ(^^)